- 突然の動悸と呼吸困難、もしかしてパニック障害?
- いつパニック発作が起きるのか心配
- ファスティングでパニック障害が改善するの?
突然やってくる動悸や吐き気や呼吸困難…そんな恐怖と不安。
パニック障害になると自ずと行動範囲が狭くなりますよね。
パニック障害から脱却して安心して過ごしたいですよね。
妻の友人が以前パニック障害になりましたが、今は海外でとても元気に幸せな毎日を過ごしています。
パニック障害は乗り越える事が出来る壁かもしれません。
ファスティングがパニック障害を克服する事に貢献出来るのか?
様々な角度から解説します。
・ファスティングによるパニック障害改善のメカニズム
・ファスティングの導入と効果的なサポート方法
目次
ファスティングの基本
ファスティングの基本は「固形物を控え1日の摂取カロリーを通常の30%以内に制限する」ことです。
ファスティングとは、身体に必要な最低限の栄養を摂取しながらの断食のことを指します。
ファスティングは、体の内側からの健康改善を図る効果があります。
パニック障害の改善にファスティングが効果的であると考える人が増えています。
ファスティングの本質
ファスティングの本質は「自己再生力の向上」という事です。
断食で消化器系が休息することで、新陳代謝が活性化して、不要な老廃物の排出が促進され、同時に最低限の栄養摂取する事で、体の修復機能が高まり、結果『自己再生力の向上』に繋がって行くのです。
ファスティングの種類と特徴
ファスティングには様々な方法が存在しています。
代表的なものを下記に述べます。
- 水だけファスティング
- 野草をすり潰したものだけファスティング
- りんご酢を使用したファスティング
- ミネラルファスティング
- 酵素ファスティング
- インターミッテンドファスティング
- プロテインファスティング等々
その他にも目的別に開発された妊活ファスティング等々、その種類は多岐に渡ります。
更に〇〇式ファスティングと個人名を名乗るファスティングもあり、無秩序な状態とも言えます。
それ故に自分の状況に合ったファスティングをカスタマイズする事が重要です。
ファスティングの科学的な根拠
ファスティングの効果には科学的な根拠があります。
最も有名な根拠はノーベル賞を受賞したオートファジーでしょう。
飢餓状態になる事で、細胞内の不良タンパク質がリサイクルされるという現象は科学的に証明されています。
パニック障害とは何か
パニック障害は、精神疾患です。
特徴は、突然襲ってくる不安感や恐怖感を伴う発作(パニック発作)である事です。
同時に、呼吸困難、動悸、息切れ、震え、胸痛、めまい等々を引き起こす事もあります。
更に症状が悪化すると、自分が死ぬ事への突然の恐怖感や自分が精神的に壊れてしまいそうな強い不安が頭から離れなくなったりします。
その症状のせいで、日常生活が出来なくなることもあります。
パニック障害の原因
パニック障害の原因は、特定する事が難しく多岐に渡るとされています。
一般的には、ストレスや体調不良、遺伝、そして食生活といった複数の要素が関わっているとされています。
加えて、脳内の伝達物質も原因として注目されています。
脳内の神経伝達物質がパニック障害に与える影響
脳には1000億以上の神経細胞(ニューロン)が存在しています。
神経細胞間を神経伝達物質が伝わることで感情、知覚、運動、自律神経などの脳の働きが起こります。
このメカニズムにトラブルが生じることで、パニック発作や予期不安、恐怖を引き起こしていると考えられています。
ストレスとパニック障害
ストレス状態が続く事で、体内のホルモンバランスや交感神経と副交感神経のバランスが崩れてしまい、その結果、不安感は増幅、パニック障害の発症に繋がっていると考えられています。
栄養不足の影響について
当然ですが、栄養不足は心身に悪影響を与えます。
特に脳は栄養不足に大きな影響を受けます。
栄養不足はパニック障害の原因になるだけではなく、パニック障害の更なる悪化にも繋がります。
ファスティングによるパニック障害改善の影響
ファスティングがどの様にパニック障害改善に影響を与えて行くのかを考察していきます。
ファスティングのストレス改善への影響
パニック障害の原因であるストレス状態に対して、ファスティングをする事でストレスの緩和効果が期待出来ます。
ファスティングは、主要エネルギー源が糖質から脂質に切り替わる事で、ケトーシス状態になります。
この状態は脳をリラックスさせる効果があると考えられています。
ファスティングの神経伝達物質への影響
パニック障害の原因として神経伝達物質の問題に対して、ファスティングは、脳内の神経細胞のデトックスや再生に働きかける事が期待出来ます。
更に、神経伝達物質の受容体の適正化への働きも期待出来ます。
パニック障害改善の為のファスティングのポイント
パニック障害改善のためのファスティングのポイントを以下に述べます。
パニック障害の方は、栄養不足になっているケースが多いので、ファスティング準備期間を長めにしてに栄養をしっかりと補給する事が大切です。
・ファスティングに入る時は、夜にスタート
・徐々に、ファスティング時間を伸ばしましょう
例えば、初めてのファスティングは20時スタートにして、毎日2時間ずつ開始時間を早めて行き、最終的に朝8時スタート出来る様にして1日断食が出来る様にします。
この1日断食が出来る様になったら、また徐々に日数を伸ばしていきましょう。
ハーブティーとスーパーフードの活用
パニック障害改善の為のファスティングをサポートする上で栄養不足の解消は大変重要です。
ハーブティーとスーパーフードの豊富な栄養を摂取する事で、パニック障害のリスクを減らしながらファスティングを強化する事が出来ます。
お勧めのハーブティー
以下のハーブティーが持つリラックス作用や抗炎症作用等の様々な作用はパニック障害改善の為のファスティングをサポートします。
ハーブティーはファスティングの全ての期間摂取出来ます。
1. カモミールティー:
リラックス効果、抗酸化作用と抗炎症作用があります。
ストレスや不安感の緩和が期待出来ます。
2. ラベンダーティー:
鎮静作用、リラックス効果があります。
睡眠障害を伴うパニック障害の方には特にお勧めです。
3. レモンバームティー:
神経系に対する強い鎮静作用があります。
不安感、イライラ感が強い方にお勧めです。
4. ペパーミントティー:
リラックス効果、消化を助ける働きがあります。
消化機能が不調な方にお勧めです。
お勧めのスーパーフード
以下のスーパーフードは、抗酸化成分や抗炎症成分を始め、様々な栄養素が豊富で、パニック障害改善の為のファスティングをサポートします。
1. チアシード:
チアシードに豊富に含まれているオメガ-3は、心と脳の健康に良い栄養を与えることで知られています。
また神経伝達物質の生成に必要な栄養素も含まれています。
ファスティング準備期間とファスティング回復期間に摂取してください。
2. カカオ:
豊富に含まれているマグネシウムがストレスの緩和とリラックスを促進してくれます。
パニック障害の方はマグネシウム不足の方が多いので、特にお勧めです。
ファスティング準備期間にしっかりと補給してください。
3. スピルリナ:
高タンパク質であり、同時に鉄分とビタミンB1を豊富に含んでいます。
栄養不足を補うのに非常に優れたアイテムです。
もちろんストレス緩和効果も期待出来ます。
ファスティング準備期間、ファスティング回復期間に摂取してください。
4. 亜麻仁油:
パニック障害は既に心臓に負担がかかっている事が大半です。
オメガ-3脂肪酸を豊富に含む亜麻仁油を摂取する事で、心臓の負担を軽減してくれる可能性があります。
心臓が心配な方は特にお勧めです。
ファスティング準備期間、ファスティング回復期間に摂取してください。
最後に
パニック障害は、今や10人に1人がなっていると言われています。
そして女性は男性の3倍の人数がその症状に悩まされています。
女性の方が圧倒的に多い理由としては、極端なダイエットがストレスや栄養不足を引き起こす為です。
パニック障害のイメージは人的ストレスにありますが、実態としては、栄養不足の方が重要かと思われます。
だからこそのファスティングなのです。
ファスティングプログラムは栄養不足にならない、むしろ栄養補給を重視したダイエットプログラムとも言えるのです。
お分かり頂けたでしょうか。
しかし、ファスティングによるパニック障害の改善は、体質や状態によるため、自分に適した方法を見つけることは大変重要です。
原則として、医療専門家の指導の下、安全に行うことを心がけましょう。
パニック障害でお悩みの方が、発作が起こらずにリラックスできる時間を過ごせるようになって頂くお手伝いが出来たら幸いです。
発作の恐怖から解放された毎日が笑顔で過ごせますように。
※ファスティングで改善したい方、ファスティング資格を取得したい方、ファスティングビジネスに興味がある方は、下記までお問い合わせください。
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