- 生理時期ではないのに出血することがある
- ファスティングに興味はあるけどできるかな?
- ファスティングで不正出血は改善するの?
生理の予定ではないのに出血があると不安になりますよね。
腹痛などの痛みと同時に不正出血があると病気なのではないかと心配ですよね。
今回は不正出血に於けるファスティングというアプローチをご紹介させて頂きます。
・ファスティングによる不正出血改善の効果
・不正出血改善の為のファスティングのポイント
目次
ファスティングの基本
ファスティングの基本は「固形物を控え1日の摂取カロリーを通常の30%以内に制限する」ことです。
ファスティングとは、身体に必要な最低限の栄養を摂取しながらの断食のことを指します。
ファスティングの本質
ファスティングの本質は「自己再生力の向上」という事です。
断食で消化器系が休息することで、新陳代謝が活性化して、不要な老廃物の排出が促進され、同時に最低限の栄養摂取する事で、体の修復機能が高まり、結果『自己再生力の向上』に繋がって行くのです。
肉体的、精神的なデトックス効果が期待され、自己免疫力の向上や体調管理、体重調整などにも活用されています。
ファスティングの種類と特徴
ファスティングには様々な方法が存在しています。
代表的なものを下記に述べます。
- 水だけファスティング
- 野草をすり潰したものだけファスティング
- りんご酢を使用したファスティング
- ミネラルファスティング
- 酵素ファスティング
- インターミッテンドファスティング
- ボーンブロスファスティング
- プロテインファスティング等々
その他にも目的別に開発された妊活ファスティング等々、その種類は多岐に渡ります。
更に〇〇式ファスティングと個人名を名乗るファスティングもあり、無秩序な状態とも言えます。
それ故に自分の状況に合ったファスティングをカスタマイズする事が重要です。
不正出血の原因とファスティング
ホルモンバランスの乱れ、生活習慣、ストレス等々、様々な原因により起こるとされている不正出血ですが、ファスティングはその原因にアプローチをかける事が出来るのでしょうか。
不正出血とファスティングの関係性を深掘りして行きます。
不正出血の主な原因
不正出血の主な原因として代表的なトリガーは、女性ホルモンの乱れとされています。
エストロゲンとプロゲステロンのバランスが崩れる事で、子宮内膜が過剰に成長し、その結果として不正出血が起こるとされています。
更に、子宮筋腫や子宮ポリープ、卵巣の問題、ストレス、生活習慣の乱れ、栄養不足等も不正出血の原因とされています。
女性ホルモンの乱れについて
女性ホルモンを分泌する司令塔は、視床下部と脳下垂体です。
この司令塔が正確に機能する事で、女性ホルモンはバランスを保ちます。
しかしながら、視床下部や脳下垂体はとてもデリケートで、ストレスをはじめ様々な要因による影響を受けやすい傾向があり、それがきっかけで女性ホルモンバランスが乱れてしまうのです。
リスク要因としては、ストレス(対人、環境、メンタル)、無理なダイエット、睡眠不足、栄養不足になります。
ファスティングと不正出血の原因との関係性
ファスティングは、体内のデトックスを促して、ストレス状態の改善に役立ちます。
次に、副腎を正常化する事で体内のホルモンバランスを整える事も期待出来ます。
さらに、ファスティング中に摂取する適切な栄養素は、乱れたホルモンバランスの為、不足しがちなホルモンそのものの再生にも大きく寄与する可能性があります。
このように、ファスティングは不正出血の根本原因と関連性があり、その改善が期待出来ます。
ファスティングによる不正出血改善の効果
ファスティングを実践することで、不正出血の改善につながると各方面より注目されています。
ファスティングが不正出血に効果的かどうかを深掘り検証していきます。
ファスティングと不正出血改善の相関関係
ファスティングを行うことで最も大きく身体に変化をもたらすモノが何かと言われたら、それは主なエネルギー源が糖質から脂質に変化するという事です。
この事実は重大な事です。
エネルギー源が脂質に変化する事で、血中のケトン体濃度が上がります。
ケトン体の働きの一つに視床下部や脳下垂体のストレスの軽減作用があります。
但し、このケトン体によるストレス軽減の体感には最低3日以上のファスティングが必要になってきます。
つまり不正出血の根本原因に深く働きかける可能性が高いのはロングファスティングという事になります。
不正出血改善の為のファスティングのポイント
不正出血の原因とされている女性ホルモンの乱れ。
女性ホルモンが乱れる原因は、視床下部と脳下垂体の過剰なストレスが原因です。
その過剰なストレスを細分化すると、無理なダイエットによる栄養不足、対人関係ストレス、睡眠不足ストレス等に分類出来ます。
不正出血改善の為のファスティングのポイントとは、以下になります。
・過剰なストレスに対して最も強力な効果が期待できるのは、ロングファスティング
・ハーブティーとスーパーフードでファスティングの強化をサポート
※ロングファスティングのやり方については別の機会に解説予定。
ハーブティーとスーパーフードの特性
ハーブティーとスーパーフードは、自然が作り出した恵みとして、栄養価が高い以上の効果が期待出来ますし、自己再生能力の向上を旨とするファスティングを強化するのに大変相性が良いと感じています。
つまり、ファスティングの最強パートナーがハーブティーであり、スーパーフードと言っても過言ではありません。
ハーブティーやスーパーフードとの組み合わせは、ファスティング中の栄養補給と体調管理を同時に行うことができます。
これらは不正出血の為に溜まっているストレスや身体の負担を軽減してくれる可能性があるのです。
お勧めのハーブティー
不正出血改善の為のファスティングのサポートにお勧めのハーブティーは以下になります。
- レディースマントル
- カモミール
- レモンバーム
レディースマントル
女性のホルモンバランスを整える効果を持つとされています。
ファスティング回復期間の摂取がお勧めです。
カモミール
鎮痛効果や抗炎症効果があり、生理痛や不正出血の症状を和らげるのに役立つとされています。
痛みのある方はファスティング準備期間からの摂取がお勧めです。
レモンバーム
ストレスを和らげて、リラックス効果があるとされています。
空腹感によるストレス対策としてファスティング中の摂取がお勧めです。
お勧めのスーパーフード
不正出血改善の為のファスティングのサポートにお勧めのスーパーフードは以下になります。
- チアシード
- クコの実(ゴジベリー)
- フラクシーシード(亜麻仁種子)
チアシード
抗酸化作用、抗炎症作用があるとされています。
体内の炎症を抑制して、ホルモンバランスを整えるのに役立ちます。
ファスティング準備期間とファスティング回復の摂取がお勧めです。
クコの実(ゴジベリー)
抗酸化作用と新陳代謝の向上作用があるとされています。
同時に女性のホルモンバランスを整える働きもあるとされています。
ファスティング回復期間の摂取がお勧めです。
フラクシーシード(亜麻仁種子)
女性ホルモンエストロゲンに似た働きを持つリグナンという成分を含んでおり、その作用は体内のエストロゲンのバランスを調整して、不正出血を改善する効果が期待出来ます。
ファスティング準備期間とファスティング回復期間の摂取がお勧めです。
最後に
不正出血は、ストレス状態と密接に関連しています。
特に女性ホルモンの乱れは、体調や気分、体の機能に大きな影響を与えます。
心身がストレスを感じると、副腎からコルチゾールというホルモンが分泌され、これがホルモンバランスを乱すトリガーになる事も多いのです。
同時に適切な栄養がないと、体は正常なホルモンの生成やバランスを保つことが難しくなります。
ファスティングは、ホルモンバランスの改善、体内の浄化、再生を促して、不正出血の原因を解消してくれることが期待されます。
最後に、不正出血という現象は結果であり、本質はストレス対策にあると感じております。
『忙しい』という字は『心を亡くす』と書きます。
日々の忙しさは無意識のうちにストレスを溜め込み、結果的に不正出血という形になって現象化しているのです。
ファスティングは、科学的にみても様々な働きがありますが、『静の時間』を創り出すという精神的な働きにも大きく寄与する行為だという事も知って頂けると幸いです。
この記事が不正出血の心配がない健康的な生活を送るための一助になりますように。
※ファスティングで改善したい方、ファスティング資格を取得したい方、ファスティングビジネスに興味がある方は、下記までお問い合わせください。
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