ボーンブロスのレシピ

  • ボーンブロスファスティングは何をするの?
  • ボーンブロスって何のこと?
  • ボーンブロスは家庭でも作れるの?

アメリカ発祥の最近注目のファスティングの一種であるボーンブロスファスティング。
ハリウッド女優や有名アスリートみたいに、私もやってみたい。
でもボーンブロスの知識も作り方も分からない・・・
そんな貴方のお悩みに応えます。

この記事を読むとわかること
ボーンブロスファスティングについて
ボーンブロスのボーン(骨)の選び方
ボーンブロスの材料と作り方

ボーンブロスファスティングについて

ボーンブロスファスティングは、固形食や、ファスティング専用ドリンクを摂らないで、骨から取ったスープ即ちボーンブロスを摂取するファスティングの一種です。
アメリカ発祥のファスティングの一種であり、女優やセレブ、スポーツ選手の一部が始めた事で話題になりました。
その影響なのか、ニューヨークでは、テイクアウトコーヒーのようにボーンブロスが売られており、朝のコーヒーの一杯の代わりにボーンブロススープを飲み、ファスティング以外でも浸透しています。

ボーンブロスは、その名の通り、骨(ボーン)から作ったスープ(ブロス)です。
通常は骨、水、野菜などを長時間煮込んで作ります
ボーンブロスは、骨から抽出されるコラーゲン、アミノ酸、ミネラルが豊富で、栄養価が高いとされています。

ボーンブロスのボーン(骨)の種類

ボーンブロスファスティングで使用されるボーンブロスは以下の3つの種類があります。

1.ビーフボーンブロス(牛骨)
材料は牛骨です。
ファスティング用としてはグラスフェッドを使用します。
コラーゲンやミネラルが豊富で、深い風味が特徴。
一般的に煮出し時間が長いため、豊富な栄養素が抽出されます。

2.チキンボーンブロス(鶏骨)
鶏骨が材料です。
ファスティング用としては、有機JAS又はオーガニックを使用します。
ビーフよりも煮出し時間が短く、軽い風味が特徴。
コラーゲンが豊富な鶏骨は、関節の健康を支えるコンドロイチンやグルコサミンを多く含んでいます。

3.フィッシュボーンブロス(魚骨)
魚骨です。
主に鯛を使用します。
骨に加えて頭も一緒に煮出す事で、オメガ3脂肪酸やヨウ素など、魚特有の栄養素の補給ができます。

ボーンブロスのボーン(骨)の選び方

ボーンブロスファスティングのボーンブロスで使用する3種類のボーン(骨)、ビーフ、チキン、フィッシュの選び方をご紹介します。

重要
市販のボーンブロスの場合、無添加で、骨を長時間煮込んで作られた高品質なものを選ぶこと。

ビーフブロスのボーン(骨)の選び方

ビーフボーンブロスに使われるビーフボーン(牛骨)の選び方は非常に重要になります。
ビーフボーン選びのポイントをご紹介します。

ポイント

1. 種類
グラスフェッド牛骨を使用する事。
穀物を食べた牛の骨よりも、草食(グラスフェッド)した牛の骨は栄養価が高く、オメガ-3脂肪酸やビタミンA、ビタミンEなどが豊富に含まれています。
その上、抗生物質入りの飼料で育っていないので、安全です。

2. 骨の部位
マロウボーン(髄骨)やネックボーン(頚骨)、ナックルボーン(関節部の骨)など、ブロスに深みを出すため、ゼラチンやコラーゲンが豊富な骨を選びます。
更に肉付きの骨が使われることもあります。

チキンブロスのボーン(骨)の選び方

ボーンブロスファスティングのチキンボーンブロスを作るための鶏骨のポイントについてご紹介します。

ポイント

1. 肉質
自由に草食して、ホルモン剤や抗生物質を与えられていない自然飼育の鶏から取られた骨がお勧めです。
栄養価が高い自然飼育の鶏の骨は、豊富なオメガ-3脂肪酸を含んでいます。

2. 骨の部位
コラーゲンやゼラチンが豊富な部位の脚(足)や翼(ウィング)がお勧めです。
頭や足なども加えると深い味わいを追求できます。
背骨や首も豊富なコラーゲンが含まれているので、同様にお勧めです。

フィッシュブロスのボーン(骨)の選び方

ボーンブロスファスティングのフィッシュボーンブロスに使用する魚骨のポイントについてご紹介します。

ポイント

1. 種類
フィッシュボーンブロスには、白身魚の骨が使用されます。
味が淡白な白身魚の骨は、ボーンブロスの風味を損なうことなく、魚特有の風味を楽しむことができます。
鮭(ハラス)と鯛がお勧めです。

2. 鮮度
魚の鮮度はとても重要。
新鮮な魚から取られた骨は、より美味しい、栄養価の高いボーンブロスを作ることができます。

3. 持続可能性
持続可能な方法により捕獲された魚を選ぶことは重要になります。
持続可能な漁業は海洋生態系を保護して、長期的な海洋資源の供給を確保してくれます。

ボーンブロスの材料と作り方

ボーンブロスを作る際のポイントをご紹介します。
一度お試しください。

概要

1. 骨の質
ブロスの質に大きく影響する骨の種類と鮮度。
自然飼育の動物、持続可能な方法で捕獲された魚の骨を使用しましょう。

2. 骨の下処理
ブロスの風味と色は、骨を焼く、茹で上げることで変化をつけられます。
骨は焼くと深い風味と濃い色合いになります。
骨は茹で上げると淡泊な風味と透明な色合いになります。

3. 煮込み時間
ブロスの栄養価と風味に大きく影響する煮込み時間。
時間については、様々な見解があります。
魚骨は約1時間以上、鶏骨は約4-6時間以上、牛骨などの大型動物の骨は24時間以上煮込むことが一般的です。
上記の2倍の時間かける事も良くある事です。
長時間煮込んだ方が、良いとされています。

4. 酢の使用
酢を加えることで、骨からミネラルが抽出しやすくなります
酢は必須ではありません。
更に使用する酢は無添加のオーガニックのモノを使用しましょう。

5. 温度管理
小さな泡が表面にポツポツと浮かぶ程度の火加減にしましょう。
そして沸騰しないように注意しましょう。

6. 沸き上がったアクの除去
表面に浮かぶアク(泡)は丁寧に取り除きましょう。
ブロスの風味がクリアになります。

7. 冷蔵保存と脂肪の除去
冷蔵庫で一晩寝かせましょう
表面に固まった脂肪を簡単に取り除くことができます。

栄養豊富な美味しいボーンブロスに興味のある方は、ぜひ自宅での手作りを楽しんでみてください。

ボーンブロスの材料

自宅で作るボーンブロスの食材は以下の通りです。

材料
1. 骨(牛、鶏、魚など)
2. 水
3. ニンニク
4. 野菜(セロリ、人参、玉ねぎなど)
5. ハーブとスパイス(ローリエ、塩、コショウなど)

ボーンブロスのレシピ

ボーンブロスを自宅で作るための基本的な手順は以下の通りです:

手順

1.骨を焼く
並べた骨を、200度のオーブンで約30分間焼きます
焼いた骨は、より深みのある風味のボーンブロスを作ります。

2.骨を煮る
焼いた骨、水、ニンニク、野菜、ハーブ、スパイスを大きなお鍋に入れます。
骨が完全に浸かる程度に水を入れてください。

3.長時間煮込む
材料を鍋に入れて、煮立ったら弱火にして、12時間以上じっくり煮込みます
長時間煮込んで、骨から栄養素をたっぷりと抽出させます。

4.こす
煮込んだ後、残った固形物をこして、クリアなブロスだけを取り出します

5.保存方法
ブロスを保存容器に入れて、冷蔵庫で冷やします
数日間で飲み終わらない場合は、冷凍保存も可能です。

最後に

今回はボーンブロスの具体的な作り方を深掘り解説させて頂きました。
手作りのボーンブロスは、美味しいですし、何より安全です。
もちろん、材料は上記にある通り吟味してください。
日本にはなかなかない食文化ですが、ボーンブロスの健康へのポテンシャルは測り知れないモノがあります。
栄養学的に見れば、明らかに『美肌と美腸』『骨の健康』には良いです。
きっとこれからまだまだ多くの高評価が日本でも出て来る事でしょう。
ファスティングとしてみれば、多少の弱点はありますが、未だ証明されていない高パフォーマンスが期待出来る事も確かです。
更にボーンブロスファスティングは、身体に負担がかかりにくいファスティングなので、ファスティング初心者には、お勧めです。
是非、自作のボーンブロスでボーンブロスファスティングをしてみてください。
品質の良い骨を使って、栄養価たっぷりのボーンブロスを作って、より健康にすごせますように。

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