ファスティング準備食の効果と簡単レシピ

以前ファスティングに挑戦したところ、思っていた程の効果も出なくて、その原因をネットで検索して色々調べてみたら、ファスティングを成功させるのに大切な事はファスティング準備食と書いてあった。
でもはっきり言って準備食はめんどくさい。
どうにかならないのかな、、、、

ファスティング準備食って何?
どうしてファスティング準備食が必要なの?
簡単なファスティング準備食のレシピのルールが知りたい!
ファスティング準備食のコツも知りたい!

こんな貴方のお悩みを解決します。

ファスティング準備食とは何か?

ファスティングが断食である事はこのブログの読者の皆様ならご存知の事かと思います。
実は現代のファスティングの特徴は、昔からの断食のようにいきなり断食に入るわけではないという事です。

もし貴方が「ファスティング準備食」で準備する事なく「ファスティング」を始めてしまった場合、それは「ファスティング」ではなくて「デメリットを多く含む昔ながらの断食」と同様になってしまう危険性がある事を知ってください。

つまり、断食の為の準備をする事なく、いきなりの「断食」を始める事で生じてしまうデメリットを無くす為に考案されたモノが「ファスティング準備食」なのです。

ファスティング準備食の必要性

昔ながらの「断食」を進化させたものが現代の「ファスティング」と言われているモノです。(本物のファスティングとは何か?は別の機会に)
その代表的な進化が「ファスティング準備食」なのです。

何故、断食に「準備食」が必要になって来たのかを説明したいと思います。

1:「ファスティング期間の空腹の苦痛を和らげる為」
ファスティング期間、即ち「断食期間」は基本的には、ファスティング用酵素ドリンクの摂取のみの期間になります。

本物のファスティング用酵素ドリンクの条件の一つが空腹の苦痛を和らげる事です。しかしながら、ドリンクだけでは不十分で「ファスティング準備食」をしっかりと摂取してファスティング期間に突入する準備が完了する事が必要なのです。

「空腹の苦痛」は決して喜ばしいモノでも好転反応でもないと言う事です。
この苦痛はストレスに変わりホルモンバランスを乱してしまいファスティングのメリットを超えてしまうデメリットを生じさせてしまう可能性があるのです。

本物のファスティングは、確かに空腹感はありますが、「空腹の苦痛」はありません。
素人の方はここを勘違いして頑張り過ぎてしまい「ファスティング失敗」という結果になる事も少なくありません。

2:「依存性のバランス調整」
ファスティング準備食のレシピは様々な依存性を調整する事を考慮して作られています。
貴方が自分にとって普通の食生活と思っているモノでも、実際には様々なモノに依存している事が頻繁にあります。

代表的な依存性を下記に記載させて頂きます。
△糖依存(甘いモノ全般)
△グルテン(主に小麦食品、パン、パスタ等々
△カフェイン(コーヒー、エナジードリンク等々)
△アルコール(酒類全般)
△ニコチン(タバコ等々)

上記の依存性の原因物質をファスティング準備期に控える事で、ファスティング期間に突入しても依存性に苦しめられる事なく楽にファスティングが出来るのです。

3:「血糖値の急激な乱高下とホルモンの暴走を止める」
上記の二つの理由を纏めるなら正に「血糖値の急激な乱高下とホルモンの暴走を止める」という事になります。

「ファスティング準備食」を無視してファスティングを始めた多くの方が「血糖値の急激な乱高下とホルモンの暴走」を引き起こしてファスティングに失敗してしまうのです。

4:「肝臓と腎臓の調子を整える」
ファスティング期間は全身の細胞や臓器のデトックスが最大限に働きます。
その為、通常より肝臓と腎臓に負担がかかってしまうのです。
「ファスティング準備食」は、この負担のかかる「肝臓」と「腎臓」を保養する事も大きな役割になります。

ファスティング準備食のレシピのルール

ファスティング準備食を作りたいけど、ルールが分からない方の為にここではファスティング準備食を作る上でのルールを説明します。

このルールに則り後は自分の好みを加えてファスティング準備食を作りファスティング準備期間を楽しく過ごして下さい。

ルール1 「普段より摂取カロリーを20%カットする」
ルール2 「肉類を控える」※肝臓腎臓の負担になる為
ルール3 「上記に示した依存性を引き起こす食品を極力減らす」
ルール4 「有害なモノを取らない※肝臓腎臓の負担になる為」
ルール5 「発酵食品と食物繊維を多く取る」

貴方が何かを食べる時に上記の条件を満たしているかどうかだけをチェックして頂ければ、後は自由です。
分かりやすいレシピの考え方としては、「オーガニック野菜で作ったベジタリアン料理」が作りやすいかと思います。

ファスティング準備食のコツ

「ファスティング準備食」の基本的なルールにコツを加える事でファスティングの成果が変わってきます。
ここでは特別に「コツ」を紹介させて頂きます。

コツ1 「トランス脂肪酸を摂らない」
皆様もご存知の通り、トランス脂肪酸にはかなりの中毒性があると考えられます。
ファスティングは、味覚を変えたり、食の好みが変わる良いきっかけになる方が多いのです。

これを「脱ジャンクフード生活」と一部の業界筋では言っております。

「ファスティング準備食」の期間にトランス脂肪酸を排除する事に成功した場合、リバウンドの可能性もほぼ無くなりますので、是非ともお試しください。

コツ2 「スーパーフードを摂取する」
キヌアやチアシード等々、「ファスティング準備食」のレシピに取り入れたいのスーパーフードは多くあります。
特にスーパーフードは栄養価が高くカロリーが低いので、ファスティング準備食にはピッタリなのです。

ファスティングは貴方の身体を最短で入れ替える最も効率的な作業です。
ファスティング準備期にスーパーフードを積極的に摂取することで、ファスティング後の成果が大きく変わる事は間違いありません。

スーパーフードに詳しくない方は先ず、タンパク質は「チアシード」、炭水化物は「キヌア」から始めてみたら良いかと思います。
正直言って『チアシードとキヌア』で大半の栄養が補えてしまうので、本当に簡単で便利です。
下記に簡単なレシピと作り方を記載しておきますので、チャレンジしてみてくださいね。どなたでも簡単にできます。

【ファスティング準備食 簡単レシピ スーパーフード編】
⭐︎キヌアご飯
材料
キヌア     1/2カップ(約80g)
水       1カップ(約160g)
オリーブオイル 大さじ1
作り方
1:キヌアをざるに入れて洗う。
2:炊飯器にキヌア、水、オリーブオイルを入れて軽く混ぜた後、通常の炊飯を行う。

⭐︎チアシード入りブルーベリーヨーグルト
材料
チアシード     10g
プレーンヨーグルト 適量(お好みに合わせて頂いて結構です)
冷凍ブルーベリー  15粒以上
アガベシロップ   適量(最低限の量をお勧めします)
ミント       少々
作り方
1:チアシードを水に浸ける。
ポイント
チアシードが10gの場合100mlの水に12時間以上浸ける。
10倍の水に12時間浸すことで、チアシードの毒性がなくなるといわれています。
2:チアシードにプレーンヨーグルトを入れて混ぜる。
3:ガラス容器に、冷凍ブルーべりー、チアシード入りヨーグルトを入れ、アガベシロップとミントを添えて出来上がり。

まとめ

今回の『ファスティング準備食の効果と簡単レシピ』はいかがだったでしょうか?
スーパーフードをファスティング準備食に取り入れる事で、簡単で効果的でオシャレなファスティング準備食になる事が分かって頂ければ幸いです。
今回の知識を活用して素敵なファスティングを成功させてくださいね。